WEBの暗黒時代って長かった。Java系の頭の痛くなるような考えを持った方々が放出する
触った途端悪夢にうなされるようなツールやライブラリの数々。
悪夢のツールの癖して、書店やWEBにはその名が踊る。地獄絵図。
そんな中XMLも同列に並んで持ち上げられた痛い子。
記述は冗長。データは増える。定義は揺らぐ。
Parserも、データで、ここはリストとして扱うべきか、マップとして扱うべきか、が
初期値として与えられていないと、次に同じのが来たら、リスト、なんて事しなきゃいけないから、
無駄な処理発生するし。
一体何がうれしいのかさっぱり解らなかった。
HTMLに触発されて、勢いでデータ定義に使ってみました、と言う風な感じ。
大いに間違い。
データの場合、開始と終端なんてイチイチタグで囲う必要なんぞ無いワケで。
データなんて、マップとリストさえ定義出来ればどうにかなる。
YAMLとJSONなんてまさにそれだし。Perlだってそうだし。
# まぁ、並びを保持したMap(LinkedHashMap系)と、Set系は欲しいけども・・・。
# 後PerlにもYAMLのようなAliasとAnchor欲しいけど・・・って俺は、自作でAliasとAnchorやってるけどね。
オブジェクトを直接シリアライズ、デシリアライズするより、マップとリストのデータ構造を食ったり
吐いたりした方が仕組み的に非常に明瞭。
データ通信が発生する場合、コストも安く付くし。DBに入れたりメモリに入れたりする時もリソースを節約出来るし。
良い事尽くめだ。
と、ずーっと思ってたんだけど、Googleもそう思ってた、と言うか、
コアな部分ではXML使っていなかったっぽい。
http://code.google.com/apis/protocolbuffers/docs/overview.htmlこれが公開される予定。Googleの内部で使われていたものを外に出す系。やっぱそうだよなぁ、XMLなんて使えないよなぁ。
ホントいらない子だXMLってば。でもしぶとく残るんだろうなぁ、XMLは。くぅ~。